大神神社に御鏡池遺構・・・捕逸

先日、

大神神社に御鏡池遺構?

と題した一文をお読みいただいた。その時には慌ててのお知らせであったので、どんな場所か皆様に見ていただくための写真を用意できなかった。そこで今日はちょいと一枚見ていただこう。

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まあ、見ていただくほどの景色でもないので、これまで写真を撮ったりすることはなかったのだが、こうやってじっくり見るとなかなか味わいのある光景ではないか(写真のうまい下手は次元の違う問題)。

中央に見えるのは大神神社の大鳥居(一の鳥居でないことは、すでに紹介済み)。今から30数年前に建立されたばかりの時には日本一(他国には鳥居などはないだろうからおそらくは世界一)の規模のものだったらしい。今はどこかの神社の鳥居に抜かれたらしいが、できたばっかりの時はよくもまあこんなものをと思い、あまりの巨大さは少々気持ち悪くもあったのだが、こうやって見ると、秋の空の下、それなりの味わいをもって周囲に溶け込んでいるようにも思う。

その鳥居から写真右手に伸びる松並木の下は大神神社の参道ということになる。

こんな光景が我が家の玄関を出て1分もたたずに出会えるわけだが、先日の記事からこんだけ日数がかかったのは、単なるものぐさ。そしてこの日、せっかくここまで足を延ばしたのだから・・・それに、こんな秋空を久しぶりに見ることができたのだから、そのままお散歩をしない手はない。

そんな道行の中で撮った写真を2枚。いずれも久延彦神社からのもの。

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まずは二上山。大和の盆地は東から西まで、こんだけの距離しかない。

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続いては大和三山。背後に金剛山・葛城山の姿がくっきりと見える。写真左手の山は多武峰など。写真中央の平べったい山が天の香久山であるが、そこからこの多武峰の麓辺りまでが磐余の地である。

大神神社に御鏡池遺構・・・捕逸” への2件のフィードバック

    1. 根岸さんへ

      まあどこにでも埋まってるってわけじゃありませんが、桜井市は比較的埋まってる可能性の高い町なんじゃないんでしょうか。桜井市営の埋蔵文化財センターなんかでは50㎝下の桜井市なんて企画をしているぐらいですから・・・

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